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2009年6月

2009年6月25日 (木)

当直実況中継 その9

はい、当直です。

昨日は昨日で、
夜中の1時過ぎまで手の挫滅創の緊急手術やってました。
そんなこんなで今日はいつもより睡眠不足の当直入り。
ちょいお疲れ気味なまま当直に突入したので
ブログの実況中継はやめておこうと思ったんですけど…
やっぱり書くことにしますた。

っつーことで今日はセーブして軽めに行きます、軽めに(笑)


17:00
になると同時に救急外来からのラブコールw
鼻に食器がぶつかって鼻出血した5才の女児。
鼻出血は止まっていて、鼻の頭にほんのちょっと擦り傷。
チョロッと消毒して帰宅♪

18:00
QQ車1台、入りました。
転落して尻もちをついて腰痛で動けない患者。
レントゲンで下位胸椎の圧迫骨折あり。麻痺はなし。
MRIを撮って入院。明日、体幹ギプス巻くかな。

20:00
緊急手術を1件やってきました。
作業中に機械に巻き込まれた指の挫滅創。
QQ外来でも処置できなくはない感じだったけど
腱鞘がやぶれて屈筋腱が見えていたのでオペ室でやることに。
以前、医学講座その2で書いたけど
腱鞘の開放創はあなどれません。
きっちり清潔操作のできるオペ室で洗浄と創閉鎖。
正味の手術時間は10分(笑)

長時間手術だと当直代行を立てなきゃならなかったりするけど
これくらい短時間の手術なら、なんとか当直の合間のオペも可能。
オペ中に緊急性の高い患者が来ちゃわないか…と、
ちょっとヒヤヒヤしますけどね(^^;)

21:30
1時間ほど患者が途切れたな…と思ったらコール。
さっき肩をぶつけて、その後挙上できない、と。
今レントゲンオーダーしたところ。
さて、なんでしょ??

22:30
上の肩の患者、その顛末は置いといて…(この件はのちほどw)
当直実況中継 その3に登場させた“部下Y”、
今日もまだ病院にいます、帰る気配がありませんw
黙々とサマリー(入院総括)書いてます。
何時に帰るか、当ててみたくなったりする私。
(ぃゃどーでもいいことですがw)
今日は23:30かな。

23:30
21:30に来た患者、壮年男性、肩を直接ぶつけて挙上不能
…その情報で疑う疾患は肩関節脱臼、脱臼骨折、肩鎖関節脱臼、
鎖骨骨折、上腕骨頚部骨折、腱板断裂 etc.…そんなとこでしょうか。
さっきのは鎖骨遠位端骨折でした。
手術する治療方針と手術しない治療方針、
両方を説明してご本人は手術をしないほうを選択しました。
これから暑い季節に向かって大変だけど、
しばらく、2〜3ヶ月くらい装具(clavicle brace)装着です。
この時期の装具やギプスはつらいよなぁ。

肩の患者を診終わって医局に戻ったら
もう部下Yがいませんでした。
うーん、予想より早く帰ったな、今日はw

0:30
なーんかバタバタしてる割に疲れない当直だな…と思ったら
今日の救外は得意分野(外傷、外科系救急)ばっかりなんだな♪ 
なーんてほくそ笑んでたら…QQ車で内科系(?)来ました。
胸痛の80歳代のバーチャン → しかし軽症で難なくクリア。
今日は睡眠不足の割に楽勝な雰囲気♪
なーんて書いちゃうと大物が来たりするんですが(^^;)
 
1:50
さっきのバーチャンで来院患者が途切れて、
これで朝まで打ち止めかな…と思ったらコール。
行ってきます。さて。  

3:30
1:50に来た患者は体温39℃、局所の腫脹、疼痛、熱感、
CRPとWBC(特に好中球)が高値、蜂窩織炎でしょうね。
診察と治療を済ませてやっと帰宅されたとこですが、その人
「夜中にすみません」って感じでとても低姿勢でした。

この時間に来る患者に対する当直医の気持ちって微妙です。
場合によっては態度も微妙ですw

医者だって疲れる眠くなるフツーの人間なわけで…
コンビニ受診とかじゃなくてモンスターでもなくて
夜に具合が悪くなった患者の適切な受診でも、やっぱり
「これならわざわざ夜中に来なくてもいーのに…」とか
「どうせ来るならもうちょっと早く来て欲しいよなぁ…」とか
「こんな時間に具合悪くなるなよ、おい〜…」とか
アタマん中でつぶやいてたりすることもあります。
 
こっそりアタマの中でそういうセリフが回ってる時に
タイミングを見計らったようにヒットすることがあるのが
患者からの「ありがとう」とか「すみません」の言葉です。
微妙な状況wに絶妙な効果wを生んだりもします。
医者の発する言葉にも同じことが言えるんですけどね。
 
4:07
空が白んできた。今日も手術あるし少し寝ときます。
 
 
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2009年6月18日 (木)

英語の紹介状 Ver.2(つよぽん医学講座その4-2)

アメリカ人の骨折患者の帰国に際し英語で紹介状を書いて、
日系アメリカ人医師の友人に添削してもらった話を昨日書きました。
昨日のエントリーから添削後の文だけ、も一度掲載します↓

To whom it may concern,
 
Mr.Andy is a ○○ year old male, who fell down and had injured bimalleoller fracture of the right ankle on Jan ○○, 2009. Open reduction and internal fixation (ORIF) was done on the same day. Medial malleolus (tibia) was fixed with K-wires and suture wire (tension band wiring), and lateral malleolus (fibula) was fixed with 1/3 tubular plate of SYNTHES. Good stability and alignment of the fracture site were accomplished after the operation. Please check the copy of the enclosed operation report and X-ray film on which the details are shown. Below the knee cast was applied. One week post operatively, all stitches were removed. Casting for several weeks and range of motion exercise and partial to full weight baring gait exercise after taking off the cast are recommended.
 
I am confident that when Mr.Andy seeks medical attention at your clinic, he will receive appropriate care. If you have any questions concerning the detail of his operation, please feel free to contact me at the e-mail address below.
 
Yours sincerely,

…で、
このブログを読んだアメリカ在住の某友人医師が
親切にも別versionの紹介状ひな形を作ってくれました。
くやしいけど死ぬほど笑…もとい感動したので、これもブログで公表します。
このVersion2は、昨日のよりも更に素晴らしい仕上がりになっています。
こちらも、このブログを読んだ先生方には紹介状のひな形として
有効利用していただければ幸いに存じます。
 
 
 
で、感動の英語文を見る前に…
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New Version↓

To whom it may concern,
 
Mr.Andy is a ○○ year old asshole, who got drunk and fell down, and as a result experienced a bimalleoller fracture of the right ankle on Jan ○○, 2009. Open reduction and internal fixation (ORIF) was performed on the same day without general anesthesia or septic technique because he did not have private insurance. Medial malleolus (tibia) was glued with K-wires and suture wire (tension band wiring), and lateral malleolus (fibula) was fixed with 1/3 tubular plate of SYNTHES to his other leg. Good stability and alignment of the fracture site were accomplished after the operation. For whatever reason we never understood, he was in a lot of pain during the surgery. Also, because he will not be able to walk for a while(if ever for that matter), we had not only left a Foley catheter, but also sutured it tight to his penis, and on top of that, we liberally applied Dermabond for extra security. Please liberate his urethra when indicated. Please check the copy of the enclosed operation report and X-ray film on which the details are shown. Below the knee cast was applied at the end of the procedure. One week post operatively, all stitches were removed, and the wound looks massively infected. Casting for several weeks and range of motion exercise, and partial to full weight baring gait exercise after taking off the cast are recommended, and also, if the infection does not improve, please proceed to amputate. Perhaps he should undergo general anesthesia this time.
 
Being an American, I am not so sure if Mr.Andy is intelligent enough to seek medical attention at all, and that even if he did he still has a very good chance that he will receive sub-optimal care due to general lack of competency in American medical community in general. If you have any questions concerning the detail of his operation, please feel free to contact me at the e-mail address below. Please do not forget to address me as "Sir." If appropriately addressed, I will probably provide consultation for a fee. We accept visa, MC, AE, and cash. Also, should he die as a result of this operation, please discard or destroy all relating documents immediately.
 
Yours sincerely,

 
 
これを書いたのはアメリカで臨床やってる仲良しの友人です。
仕事もできる天才的なドクターで(ただし自己申告w)、
私は彼と友人であることを誇りに思ってます。
でもその人、ちょっと紙一重なんですよ、ここだけの話。
(ぁ、文を見りゃモロわかりか…>紙一重w)

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2009年6月17日 (水)

英語の紹介状(つよぽん医学講座その4)

今日は…
どっちかと言うと若手医師向け(?)の医学講座です。

もう半年前になるんですけど、アメリカから派遣されて日本に来たばかりの技術者(50歳代の男性)が作業中に転倒。右足関節両果骨折(足首の両くるぶしの骨折)を受傷し当院の救急外来に搬送されました。

土曜日だったんですが、足関節の骨折は中途半端に数日待つと腫脹がかなりひどくなってしまうので、その日のうちに腰椎麻酔で手術(骨接合)やっちゃうことにして…とーぜん手術や入院の説明が必要なんですが、このアメリカ人のアンディさん(仮名w)、日本語はまっったくダメ。そこで英語が超得意のペラペーラな(つもりのw)私は…

「えっと、あんくるふらくちゃ、ほれほれえっくすれい!」
「おぺれーしょん、おぺれーしょん。いえす、とぅでい!!」
「すぱいなるあねすてじあ、のーぺいん、おーらいっ?」
「きゃすてぃんぐふぉーせぶらるうぃーくす、おけ?」
「りすくおぶいんふぇくしょんがえっとあの…。」

とぁゃιぃ英語(?)で説明をすませてオペ室へ。
短期語学留学してた頃はもうちょっとスラスラ英語が出たのになぁ…(-_-;)
 
 
1
 
 
手術時間は、閉創に30分を費やす丁寧さでやってトータル1時間10分、東洋の神秘、Japanese God Hand、つよぽん医師の華麗かつ繊細な手術を受けることができた幸運なアメリカ人、アンディさん(仮名w)であった。術後は順調に経過し、術後1週間で抜糸もすませ、退院後はソッコー帰国となったわけですが…。
 
アメリカに戻ってからリハビリなどの治療を継続するのに紹介状が必要です。で、とーぜん英語で紹介状を書かなきゃならんわけですが…うーん、最近、英語の手紙なんて書いてねーし。と、そんなタイミングで都合良く、たまたま日系アメリカ人医師の友人が来日していて一緒に飲むことになっていた私…むふ♪ チョロッとザッと手抜きで書いた英文を、飲み会に持っていってちゃっかりそのドクターに添削してもらっちゃいました。私の英語力を暴露することになり恥ずかしいんですが、添削前と添削後の英文を晒します。
 
読み比べてみてください。
うむむ〜。やっぱりnative doctorと文章の自然さがぜーんぜん違います。添削後の英文を読んでから最初に自分が作った英文を読んでみると「ぎこちなさ」丸出しっす。と言うことで、このブログをご覧になっている整形外科医のセンセがおられましたら、もしかしたら英語紹介状のひな形のひとつとして役立ててもらえるかも…というのが今回の趣旨なのでした。
 

英語、英会話、また勉強しよっかなぁ…(-_-;)
 
 
 
で、恥ずかしい英語を見る前に
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添削前↓

Dear Doctor.
 
Mr.Andy is ○○ year old male. He fell dowm and had injured bimalleoller fracture of rt.ankle on Jan ○○, 2009. Operation, open reduction and internal fixation was done same day. Medial malleolus (tibia) was fixed with K-wires and suture wire (tension band wiring), and lateral malleolus (fibula) was fixed with 1/3 tubular plate of SYNTHES. Good stability and alignment of the fracture site were obtained after the operation. Please check the enclosed operation record copy and X-ray film copy on which the details are shown. Below knee cast was applied. One week ater, all the stitches were took off. Casting for several weeks and range of motion exercise and partial to full weight baring gait exercise after taking off the cast are recommended.
 
When Mr.Andy seeks medical care for your clinic, please take a good care of him. If you have any questions concerning Mr. Andy, feel free to send E-mail to the adress shown below.
 
Yours sincerely,


添削後↓

To whom it may concern,
 
Mr.Andy is a ○○ year old male, who fell down and had injured bimalleoller fracture of the right ankle on Jan ○○, 2009. Open reduction and internal fixation (ORIF) was done on the same day. Medial malleolus (tibia) was fixed with K-wires and suture wire (tension band wiring), and lateral malleolus (fibula) was fixed with 1/3 tubular plate of SYNTHES. Good stability and alignment of the fracture site were accomplished after the operation. Please check the copy of the enclosed operation report and X-ray film on which the details are shown. Below the knee cast was applied. One week post operatively, all stitches were removed. Casting for several weeks and range of motion exercise and partial to full weight baring gait exercise after taking off the cast are recommended.
 
I am confident that when Mr.Andy seeks medical attention at your clinic, he will receive appropriate care. If you have any questions concerning the detail of his operation, please feel free to contact me at the e-mail address below.
 
Yours sincerely,


ちなみに日本語ならこんな感じ↓

担当先生御机下
 
アンディ氏、○○才男性です。2009年1月○○日、転倒して右足関節両果骨折を受傷しました。同日、観血的整復固定術を施行。内果(脛骨)はキルシュナー鋼線と巻き鋼線を用いてtension band wiring、外果(腓骨)はシンセス社の1/3円プレートで固定しました。手術による安定性とアライメントは良好です。詳細については同封の手術記録とレントゲン写真をご参照ください。術後は膝下ギプスとしました。1週間後には抜糸しました。数週間後にギプスをはずし、可動域訓練と部分荷重〜全荷重歩行を開始していただければ、と思います。
 
アンディ氏が貴院を受診されましたら、今後のご加療をよろしくお願いします。何かご不明な点などありましたら、どうぞご遠慮なく下記アドレスにe-mailでご連絡ください。 
  
つよぽん拝

 

 

で、ついでですが、このアンディさん、
退院するときに私の手を両手で強く握り真剣な眼差しで
I really really appreciate you!!   …と。
日本人の患者さんから感謝されるのとはまた違ったうれしさと言うか…
なんとなく、こくさいこうけーん♪…な誇らしい気分。
医者になってよかった、と思う小さな瞬間ですた。

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2009年6月12日 (金)

しゃべれる医者w 本田宏先生講演会(6.13)

勝谷誠彦氏の講演はよかったですよー。
 
講演で勝谷氏は「医師はコミュニケーションが下手ですね。」…おもむろな挑発的発言に「ん?(-_-;)」と引っ張られてトークに集中させられ、話が進むにつれて素直に「うん、まさにその通り。」と納得する私。某大臣に「医者はモラルがない。」と言われると、素直に「あー?なんだと、このやろ!」と思うのにね(笑)
 
同じようなことを言っているようで中身はぜんぜん違う。聞く人に違う印象を残す。表現の仕方、伝え方、発言者の器と発言の真意、コトバのバックグラウンドで伝わり方、印象が全く異なってくるものです。
 
で、勝谷さん。作家/コラムニスト/写真家と紹介されてますが、講演を聴いて、やっぱ「しゃべりのプロ」だな、と思いました。さすが映像媒体でもコメンテーターしてメシ食ってる人です。知識の裏付けと理解の深さ、質疑応答でも切り返しに機転が利いてました。
 
指摘されたとおり医師はやっぱり「コミュニケーションが下手」かもしれません。患者への病状説明に限らず「わかりやすく伝える」のが上手な医者って少ない気がします。無意識に専門用語並べちゃってわかりにくかったり、論理的なんだけどまわりくどかったり。外に向かって柔らかく、わかりやすく噛み砕いて伝えられる人、ちゃんと対話ができる人、“しゃべれるオピニオンリーダー”、そういう医者がもっと増えて、もっとメディアに出ていくべきだと思う。
 
「しゃべれる医者」で思い浮かぶのは本田宏センセ、彼はうまいです。何度か講演会で本田節を拝聴しましたが5分ごとに会場に笑いがおこる。聴衆を惹きつけてシリアスな話も柔らかく聴かせて、聴き終わった後には内容がきっちり印象に残る、そんな感じです。
  
           
で、明日の6月13日(土)、
その本田宏先生の講演会があるんですよね。
行きたーい行きたーい行きたーい!!
でも2週連続のお江戸入りはちと厳しいか?
多少無理してでも行っちゃうか?…うーん。
ずらずらと書きましたが、今日の本題は…
 
本田宏先生の講演会の告知&宣伝でした。
(もう明日ですけど(^^;))

 
 
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★☆『中原支援の会第4回総会・本田宏先生講演会【東京】』のお知らせ☆★
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/

●日 時:2009年6月13日(土)16:30-18:30
●会 場:TKP銀座ビジネスセンター4階4B
(中央区銀座6-17-2ビルネット館2号館)
電 話 03-5148-8701
地 図:http://www.tkpginza-bc.net/access.shtml
交 通:東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅6番出口徒歩3分
    都営大江戸線 築地市場駅 A3出口 徒歩4分
    東京メトロ各線銀座駅 A5出口 徒歩8分
    JR新橋駅銀座口から徒歩10分
●講 演:「医師の過重労働を軽減し医療崩壊を防ぐには」
 本田宏先生(済生会栗橋病院副院長・医療制度研究会副理事長)
●参加費:無料
●申し込み(含懇親会):E-mail、FAX、はがきで下記へ。締め切り6月12日
連絡先:中央区新川1-11-6中原ビル「中原支援の会」
電話090-6133-0900 FAX03-3552-2888
E-mail:nth-naka@mth.biglobe.ne.jp

☆ 総会後、懇親会予定しています。
    【銀座香季庵】
  http://r.gnavi.co.jp/g783901/
    会費 4000円
◎講演会から参加ご希望の方は、17時頃入室してください。

みなさま。
いま、小児科医師中原利郎の過労自殺労災をめぐる裁判は、正念場を迎えています。

遺族は病院の責任はなかったとした東京高裁判決の見直しを求め、昨年11月に最高裁判所に上告受理申し立てを行いました。しかし、既に半年が過ぎた今も、受理、不受理のいずれの決定も出ておらず、大半が不受理となる最高裁の審理状況からすれば、いつ不受理の決定が出てもおかしくない状況です。

上告受理申し立ては法廷が開かれることがなく、書面で審理され、突然、決定が通知されます。受理か不受理か、結果は二つに一つで、不受理決定の場合、病院の責任を否定した東京高裁の判決が確定し、遺族の敗訴が決まります。

労災認定をめぐる行政訴訟では、過重労働との因果関係が認められて労災認定され、遺族が勝訴した一方で、雇い主である病院の安全配慮義務違反を問うた民事訴訟では逆に敗訴という矛盾。このことは、原告敗訴という遺族だけの問題にとどまらず、東京高裁判決に対してみなさまから寄せられた御意見にあるように、雇い主であっても病院は医師を守る責任を負う必要がなくなり、日本の医療制度を根幹から崩壊させかねない危機的状況をさらに悪化させるのではないかと強い危機感を抱きます。

最高裁で判断が覆るケースは、年間4千件を超える上告や上告受理申し立ての中で、数十件と非常に少ない(2007年度は47件)のが、現在の司法制度の厳しい実態です。しかし一方で「法の番人」として最高裁が社会的に重要な判断を示すケースはこれまで多くあり、世論や社会情勢が審理に当たる最高裁判事の良心、良識を動かすとも言われています。いまわたしたち支援の会ができることは決して多くはありませんが、この裁判を日本の医療の改善、医療で働く医療従事者、患者さんたち、そして働く人たちに共通する命の問題を改善するきっかけとするため、みなさんに以下の活動へのご理解とご協力を賜りたいと願っています。

●6月13日(土)16時30分~の支援の会総会・講演会開催へのご参加
●公正な判決を求める最高裁署名へのご協力
●最高裁署名と連動した本会作製の「いのち守る」ボールペン普及へのご協力

中原利郎医師が亡くなって今年8月で10年。遺書「少子化と経営効率のはざまで」の問い掛けに答を出したと言えるまで、わたしたちは訴え続けるつもりです。

【故中原利郎医師過労死事件】
立正佼成会附属佼成病院(東京)に小児科医として勤務していた故中原利郎医師は、1999年8月16日、病院屋上から投身自殺しました( 当時44歳)。月6回から8回の宿直等の過重な業務による心身の負荷の結果、うつ病に罹患し、自殺に至ったものです。故中原医師の労災認定に関しては2007年3月14日、東京地裁民事11部は、業務の過重性や過重な業務と死亡との因果関係を認めて労災と判断する判決を出し、被告の国は控訴せず判決は確定しました。しかし、遺族が病院経営法人に対して行った損害賠償請求訴訟については、東京高裁民事23部(本件第二審)は、被告病院側の安全配慮義務違反等を認めず、賠償責任を否定しました。これに対し、遺族は高裁判決の見直しを求め、2008年11月最高裁に上告受理申し立てを行いました。

「 小児科医師・中原利郎先生の過労死認定を支援する会」
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-6 中原支援の会事務局 
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/  
電話 090-6133-0090

■中原利郎 略歴
昭和30年3月23日生
昭和48年3月開成高校卒業
昭和56年3月千葉大学医学部卒業,同年6月に小児科医に
昭和57年4月国保旭中央病院(千葉県)に勤務
昭和62年4月から立正佼成会附属佼成病院小児科に勤務
平成11年8月16日佼成病院の屋上から投身自殺。享年44歳。
遺書「少子化と経営効率のはざまで」がのこされた。


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2009年6月 4日 (木)

6月7日(日) 全国医師連盟 第二回集会@秋葉原♪

今週末、お江戸入りします♪

全国医師連盟」という設立して1年の新しい組織があります。
危機に瀕している医療の立て直しを目的に発足した団体です。
実は私つよぽん、設立準備段階から参加してます。
幽霊会員ですが…(^^;)

その第2回集会に参加しに行くことにしました。
6月7日(日)の午後、@秋葉原です。
実は6月6日(土)の夕方には別の講演会があって
(腰部脊柱管狭窄症講演会@グランドプリンスホテル高輪)
それにも参加するので土曜日からお江戸入りです♪

会場のキャパは300人で、まだ余裕があるようです。
集会は会員とか医師とか関係なく誰でも参加できるそうです。
興味のある方はぜひポチッと♪


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Img_2


全国医師連盟は、2009年6月7日日曜日に、13時から秋葉原コンベンションホールにおいて第二回集会を行う予定にしています。

とき: 2009年6月7日(日) 13:00~17:30
ところ: 秋葉原コンベンションホール  
東京都千代田区外神田1-18-13(JR秋葉原駅 電気街口を出てすぐ)
参加費: 3000円  18時より懇親会(6000円)を行います。

午後 全医連集会
   1、昨年度の活動報告
   2、上昌広 東大医科研准教授による医療報告
   3、全国医師ユニオン設立報告
   4、勝谷誠彦氏 記念講演
     「日本の医療を斬る ~全医連に期待するもの~」
   5、勝谷氏と集会参加者のトークセッション

申し込みフォームは以下です。
http://www.doctor2007.com/soukai2.html

医師も、医療従事者ではない一般の方も、あわせて参加する集会になります。

 全国医師連盟は2008年6月に設立された医師の団体です。ただ、医療問題は、医師のみで解決できるほど単純ではありません。医師だけで世の中を変えることなどとうていかなわないわけですから、医師以外の立場の人と連携していくことが必要で、その場合全国医師連盟がどのように関わることがベストであるのか、と考えるよい機会になればと思っています。

 今回、勝谷誠彦氏を迎え、政治や行政、一般の国民、皆が共同して問題を解決する場面で、全医連はどう関わることが望ましいのか、会場の皆さんとも意見交換し、考えたいと思います。また、医師の職域ユニオンである全国医師ユニオンについての報告も行われます。

 医師以外の方も皆様お誘い合わせの上、ぜひ奮ってご参加ください。


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【追記】

…あああ〜!
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