当直実況中継 その9
はい、当直です。
昨日は昨日で、
夜中の1時過ぎまで手の挫滅創の緊急手術やってました。
そんなこんなで今日はいつもより睡眠不足の当直入り。
ちょいお疲れ気味なまま当直に突入したので
ブログの実況中継はやめておこうと思ったんですけど…
やっぱり書くことにしますた。
っつーことで今日はセーブして軽めに行きます、軽めに(笑)
17:00
になると同時に救急外来からのラブコールw
鼻に食器がぶつかって鼻出血した5才の女児。
鼻出血は止まっていて、鼻の頭にほんのちょっと擦り傷。
チョロッと消毒して帰宅♪
18:00
QQ車1台、入りました。
転落して尻もちをついて腰痛で動けない患者。
レントゲンで下位胸椎の圧迫骨折あり。麻痺はなし。
MRIを撮って入院。明日、体幹ギプス巻くかな。
20:00
緊急手術を1件やってきました。
作業中に機械に巻き込まれた指の挫滅創。
QQ外来でも処置できなくはない感じだったけど
腱鞘がやぶれて屈筋腱が見えていたのでオペ室でやることに。
以前、医学講座その2で書いたけど
腱鞘の開放創はあなどれません。
きっちり清潔操作のできるオペ室で洗浄と創閉鎖。
正味の手術時間は10分(笑)
長時間手術だと当直代行を立てなきゃならなかったりするけど
これくらい短時間の手術なら、なんとか当直の合間のオペも可能。
オペ中に緊急性の高い患者が来ちゃわないか…と、
ちょっとヒヤヒヤしますけどね(^^;)
21:30
1時間ほど患者が途切れたな…と思ったらコール。
さっき肩をぶつけて、その後挙上できない、と。
今レントゲンオーダーしたところ。
さて、なんでしょ??
22:30
上の肩の患者、その顛末は置いといて…(この件はのちほどw)
当直実況中継 その3に登場させた“部下Y”、
今日もまだ病院にいます、帰る気配がありませんw
黙々とサマリー(入院総括)書いてます。
何時に帰るか、当ててみたくなったりする私。
(ぃゃどーでもいいことですがw)
今日は23:30かな。
23:30
21:30に来た患者、壮年男性、肩を直接ぶつけて挙上不能
…その情報で疑う疾患は肩関節脱臼、脱臼骨折、肩鎖関節脱臼、
鎖骨骨折、上腕骨頚部骨折、腱板断裂 etc.…そんなとこでしょうか。
さっきのは鎖骨遠位端骨折でした。
手術する治療方針と手術しない治療方針、
両方を説明してご本人は手術をしないほうを選択しました。
これから暑い季節に向かって大変だけど、
しばらく、2〜3ヶ月くらい装具(clavicle brace)装着です。
この時期の装具やギプスはつらいよなぁ。
肩の患者を診終わって医局に戻ったら
もう部下Yがいませんでした。
うーん、予想より早く帰ったな、今日はw
0:30
なーんかバタバタしてる割に疲れない当直だな…と思ったら
今日の救外は得意分野(外傷、外科系救急)ばっかりなんだな♪
なーんてほくそ笑んでたら…QQ車で内科系(?)来ました。
胸痛の80歳代のバーチャン → しかし軽症で難なくクリア。
今日は睡眠不足の割に楽勝な雰囲気♪
なーんて書いちゃうと大物が来たりするんですが(^^;)
1:50
さっきのバーチャンで来院患者が途切れて、
これで朝まで打ち止めかな…と思ったらコール。
行ってきます。さて。
3:30
1:50に来た患者は体温39℃、局所の腫脹、疼痛、熱感、
CRPとWBC(特に好中球)が高値、蜂窩織炎でしょうね。
診察と治療を済ませてやっと帰宅されたとこですが、その人
「夜中にすみません」って感じでとても低姿勢でした。
この時間に来る患者に対する当直医の気持ちって微妙です。
場合によっては態度も微妙ですw
医者だって疲れる眠くなるフツーの人間なわけで…
コンビニ受診とかじゃなくてモンスターでもなくて
夜に具合が悪くなった患者の適切な受診でも、やっぱり
「これならわざわざ夜中に来なくてもいーのに…」とか
「どうせ来るならもうちょっと早く来て欲しいよなぁ…」とか
「こんな時間に具合悪くなるなよ、おい〜…」とか
アタマん中でつぶやいてたりすることもあります。
こっそりアタマの中でそういうセリフが回ってる時に
タイミングを見計らったようにヒットすることがあるのが
患者からの「ありがとう」とか「すみません」の言葉です。
微妙な状況wに絶妙な効果wを生んだりもします。
医者の発する言葉にも同じことが言えるんですけどね。
4:07
空が白んできた。今日も手術あるし少し寝ときます。
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