« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

2009年5月23日 (土)

当直実況中継 その8

はい、当直です。

今日は当院が救急当番じゃない日なので
いつもよりは“まったり系”の当直になるはず…
と期待しつつスタートしましたが、さて。

17:00
と、日直→当直に変わるやいなや最初の救外コール。
「発熱と痙攣の1歳児がQQ車で入ります。」と。
熱は40℃近いけど、そこそこ機嫌はいい。
熱性痙攣だろうけど1歳児の初回はちと慎重になりたい。
いちお小児科医コール。ST1点滴と採血の指示もらう。
検査結果が出るころに診に来てくれる、と。
各科オンコール医師のこういうレスポンスの良さは
なんでも受けなきゃいけない全科当直をやる上で
大事なバックアップです。
ありがたやありがたや(-人-)

18:00
呼ばれた。
嘔吐とか発熱とか3人同時に来てます、と。
ガテン系整形外科な当直医としては
そーゆー内科系急患はあんまりうれしくないっす。
「ざっくり切って流血してる。」とか
「折れてるっぽくて足があっち向いてる。」とか
そーゆーのなら歓迎しますが。
ま、仕方がない、行ってきます(-_-)/

19:00
患者3人、2人はサクッと終了。
1人は吐血で消化器内科医を召喚、緊急内視鏡へ。
で、今度はノドが痛くて咳が出ると直接来院あり。
当番病院じゃないとは言え直接来ちゃったら仕方ない
…ですよね。

20:00
もうコンビニ受診系のエピソードは
書くほうも読むほうもうんざり感が漂いますが
「ノドが痛くて咳が出る直接来院」さんは
3日前からの症状で、熱もあると言われるのですが
平熱が36℃くらいなのに今日は36.5℃あって心配だとか…
まぁいいか。それ系の受診、最近はあきらめ気味ですsweat02

22:00
「ノドが痛くて咳が出る直接来院さん」を最後に
なんとその後呼ばれてません(・∀・)v
このまま朝まで…なら幸せなんですけどね。

内視鏡室にはホッとした様子の某消化器内科医がいました。
19時ころに来て緊急内視鏡になった吐血の急患。
血圧が下がってショックの一歩手前だったらしいけど
輸血も入り、なんとか止血も完了したらしい。
ご苦労さまでした。GJです♪
(出血が止まらなきゃ私が輸血ポンピング要員でしたw)

5:30
なんと!19時ころに来た「直接来院さん」のあと
朝5時まで来院患者がありませんでした♪
で、その平穏をやぶってさっき一人来院したのは
「午前2時ころからカラダが重い」
という主訴で点滴希望のお客様(常連)…orz
とことん外科系/外傷に縁のない一晩です。
カウントダウン、当直明けまであと3時間。
(当直明けも引き続いてオンコールですけどね。)

8:00
朝になってぽつりぽつりと患者が来てます。
やっと外傷の患者が来たけど軽傷かつ昨日の受傷。
当直フィニッシュまであと30分!!
(と大げさにカウントダウンしてみるww)

8:25
あと5分…(笑)

8:30
フィニッシュmotorsports
 
  
久々に、あっさり薄味な当直でした。
必然的にブログの中身もあっさり薄味系に…(笑)
  
と言うことで当直フィニッシュと同時に自由の身♪
…ではなく、引き続き本日の整形オンコール。
さて、病棟へ........((((ヘ_ _)ヘ
 
 
5.24 19:00 追記
外科系救急(=怪我人)はやっぱ夜より昼か…
今日の昼間のほうが外傷対応で働きました。
今、緊急手術が1件終わったとこです。
 
ということでそろそろ…
病院から脱出します ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
 
 
にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
 ↑
こーゆーの、登録してみました。
ビミョーにランキングの順位が上下してます。
試しにポチッとよろしくです(^^)/

| | コメント (48) | トラックバック (0)

2009年5月13日 (水)

日本整形外科学会 学術総会@博多♪

明日、5月14日から17日まで…
博多で日本整形外科学会(日整会)学術総会が開催されます。
 
82
 
と言うことで私は明日から日曜まで博多です。
(日曜は大阪あたりに寄り道するかも♪)
中州? 屋台? 長浜ラーメン? 夜の街でうっしっし? www
過ごし方、遊び方、、博多でオススメのスポット、お店、ご意見募集ちう〜 note
うひょひょひょひょ〜〜 note
 
 
…あ、勉強しに行くんでしたsweat02
 
 
 
 
 
にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
 ↑
こーゆーの、登録してみました。試しにポチッとよろしくです(^^)/

| | コメント (31) | トラックバック (0)

2009年5月12日 (火)

当直実況中継 その7

実は当直ちうです。

いつもは17時の当直突入と同時にスタートする実況中継、
今日はかなーり遅いスタートですが久々にダラダラ書いてみよかと。

17:00
の段階で予定手術が終わっておらず、そこからもう2件、
肘部管症候群の神経皮下移行術と中手骨の骨折。救急外来には
「当直医はまだオペ室にいるから急患の連絡はオペ室に伝えて。」
と指示。2件の手術が終わったのは19時頃でした。

見計らったように19時頃、
「救急隊から連絡。今から10分後にCPA入ります」とコール。
その後バタバタと5〜6人診察。
CPAは…ほぼ死亡確認のみ。
足関節捻挫…弾力包帯固定で帰宅。
大腿四頭筋の肉離れ…湿布のみ処方。
感冒様症状、発熱…インフル検査→B型でリレンザ処方。
動悸で救急車…今は落ち着いているので点滴で様子見。
食物アレルギーのアナフィラキシー…ステロイド、バイタルチェック、
あとなんか来たっけな?…

あ、また呼ばれた。
行ってきます。

22:30
眼球をネコにひっかかれたという患者でした。
眼球結膜にキズがついていて結膜下出血もあったんですが
キズそのものはたいしたことなさそうだったんで
生理食塩水で眼球を洗浄して抗生剤入りの眼軟膏を塗って
眼帯をして「明日、眼科受診してね♪」としますた。

うちの病院の辛いのは産科を除く“全科当直”ってこと。
当直医は、内科系の急患も外科系の急患も小児救急も、
ぜーんぶ診なきゃいけません。これ、けっこうストレスです。
整形の患者なら何人、何十人来ても気は楽なんだけどなぁ。
今日みたいに皮膚科、眼科疾患…あんまり診たくないっす。
ぜんぜん専門的な知識ないし。小児科もやだなー。
腹痛も…病態によっては鑑別が難しい。
ガテン系整形外科医にとっては気が重い主訴です。

全科当直、逆に言えばオールラウンドな救急の初期対応の
スキルを持続できるのが利点と言えば利点ですけどね。

…あ、また呼ばれた。行ってきます(-_-)/

0:00
さっき呼ばれた急患は守備範囲でした(笑)
足の上に重いものを落として、足の指(足趾)の脱臼。
グイッと戻して戻ったんだけど、
ちょっと押すとまたカクンとはずれる。
靱帯が完全に逝っちゃってます。
はい、病棟に1名様ご案内。明日の手術1件追加です。

0:30
0時を回って救急外来には静けさが戻りました。
日頃の行いがよいからです。間違いない。
明日も外来あります。さっき入院した患者の手術と
予定手術(部下の手術の助手)があります。
しかーし!明日さえ乗り切れば…おっほっほ。
明後日、木曜には…私は博多にいるはずです♪

1:30
その後…今のところコールはありません。
医局も静かです。でも電気が付いている部屋がまだある。
私のいるこの部屋と、研修医の部屋と、消化器内科の部屋だな。

3:00
1時間ほど眠ったところで「QQ要請あり」とコール。眠いw
若年男性の胸痛。ひととおり診察して検査オーダーして結果待ち。
やせ形なら気胸も考える?聴診上は呼吸音正常。
ま、取りあえず結果待ち(^^;)

5:00
3時に来た胸痛の患者、レントゲンとCT撮って…
詳細はともかく入院が必要と判断。
内科の拘束医(オンコール)を呼びました。
病状と私が聴取した経過、診察、検査内容を申し送って

つよぽ「あとはよろしく。」
内科医「あいよ。」

そっけない無愛想な返事だが嫌々って感じではない。
朝の5時に起こされて呼ばれるほうもホントはイヤだよね。
(呼ぶほう(私)も申し訳なくて気が引ける。)
診療科間のこういう横の連携がちゃんと取れるのは
ありがたいと思ってます、はい。

8:30
6時くらいから立てつづけに患者3人。腹痛、背部痛、下血。
それぞれ膵炎、尿路結石、そして下血はシビアな貧血で内科へ。
いいかげんもう朝なので拘束医には連絡せず、検査結果見て
そのまま通常の外来に回す。

これで当直業務は終了です。
ま、フツーにあっさりした一夜だったかな〜(・∀・)
さ、これから外来だ。これで…

「夜勤明けです、おつかれ〜(^^)/」

とか言ってうちに帰れたら幸せなんだけどなぁ。

| | コメント (39) | トラックバック (0)

2009年5月 6日 (水)

新型インフルで診療拒否?

ふざけた報道にムカついたので独り言です。
 
【新型インフル】診療拒否相次ぐ 都内で92件、大学病院も
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090505/bdy0905052058013-n1.htm
発熱患者の診察拒否 東京で63件
http://mainichi.jp/select/science/news/20090505ddm001040003000c.html
 
これらの報道、記者は勉強不足です…じゃなきゃただのアフォです。病院を悪者にする報道は筋が違います。こういうパンデミックに対するリスク管理は、病院が個別に動くべきことではなく行政が迅速に対応すべきことです。
 
上のリンクの一つめの記事↓
>ただ都は、診察拒否は医師法に違反する可能性があるとし、
>「悪質な診察拒否をした病院には、何らかの対応を考えたい」と話している。
 
ざけんな(怒
都道府県、行政の対応に迅速さも指導力、行動力もないから医療現場が混乱しているんです。自分らの不手際を棚に上げて“悪質な診療拒否”ってなんすか!?
 
もし病院に行って本当に新型インフルエンザだったら、診察をした病院の医師、関わった看護師みんながウィルスと接触したことになって、外来閉鎖などの事態を招きます。そうすると病院として機能しなくなり、かえって市民は困ることになる。
 
だから、新型インフルエンザ疑いで、それが心配だという人に対しては、行政が指導して、なるべく病院ではなく、保健所が対応するようになっている(またはしつつある)はずです。で、発生した患者は感染症を専門的に扱っていたり隔離病棟があるような病院に集め、それ以外の病院に感染が広がるのを防ぐ対応が取られます。
 
まず、感染症指定病院を決めて入院収容施設と外来協力医療機関を示し、それ以外の病院には新型インフル疑いの患者が行かないような流れを作る。そういった対応が取られるわけですが、まったく徹底されてないし病院に対する指導もしてない。
 
確かに、症状があって辛いのに病院に行くな、というのは酷ですよ。今日もうちの病院には「インフルエンザが心配」という患者がたくさん来ました。本来は症状に応じて問い合わせを受けた時点でちゃんとトリアージをしなきゃならないのに、対策がうやむやなままなので結局みな受診させてます。対応マニュアルが示されてないので、患者を断る病院も、断らない病院も、病院側もそれぞれ混乱しているのです。
 
厚労省は各都道府県の相談窓口(電話)を公開してます。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html
「感染した可能性がある方で発熱や咳の症状があるかたは、直接医療機関を受診せず、下記のリンク先を参照し、各保健所等に設置された発熱相談センターにご相談ください。」って書いてあるけど、この相談窓口、休日対応にも24時間対応にもなってないんじゃないですか?GWだっちゅうのに平日の9時5時対応で何の意味があるんじゃ!
 
 
-5.7 追記-
某所でコメントをいただいたので補足というか訂正というか…休日対応、24時間対応になっている発熱相談センターがある自治体もあるようです。対応の早さ、きめ細かさは自治体によってまちまちかもしれません。今後はだんだん充実していく“はず”です。


| | コメント (18) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »