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2008年9月

2008年9月19日 (金)

当直実況中継 その3

今日は当直のつよぽんです。

独り言の垂れ流しの割に意外と評判がよかったので
調子に乗ってシリーズ化?(笑)

当直実況中継 その1
当直実況中継 その2

当直業務の実況中継と言うよりは、パソコンに戻るたびに
当直が明ける明日の朝まで思いついたことをリアルタイムに、
脊髄反射的に垂れ流す“独り言日記”その第3弾です。

仕事、急患対応時以外はパソコンに張り付いているので
ヒマな人はコメント欄でかまってやってくださいm(_ _)m

はい、スタートε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄∇ ̄)┘
 
 
17:00
本日、午後の手術は転位の激しい上腕骨頚部粉砕骨折、
腋窩の神経叢、動脈を骨折部に巻き込んで麻痺も生じている
ちょっと難易度の高いケースでしたが
私つよぽんが「神の手」を駆使して滞りなく終了(・∀・)v
時間的余裕を持って当直に突入しますた。
ちょっと病棟に行ってきます。
 
 
19:00
救急外来は比較的落ち着いてます。
このまま朝まで静かならいいんだけどねー。
明日は整形の地方会で部下Yが演題発表予定。
今まだスライドが出来上がってません(あ、バラしてもーたw)。
で、たった今の彼と私の会話。
つ 「どう?仕上がりそう?」
Y 「え、余裕です。あと数時間で出来上がります。」
つ 「読み原稿は?」
Y 「あ、えっと、それもこれから作ります(汗)」
つ 「…eye
Y 「しょ…抄録も同時提出でした。それもこれから…(滝汗)」

今夜、彼がうちに帰れるはずがありません。
当直の道連れがいました,わーい♪
  
 
21:30
救急外来がヒマなもんでネット巡回してます。
診断書8+サマリー3は今夜中に書けばいいしw
ブログネタも考えないと…。
それも日課になってしまった今日この頃です。
ネタはけっこう思いつくんですが記事の形にするのが
けっこう労力のいる作業だったりします。
(これでもそれなりに練って書いてるつもり)
何回かに分けて書きかけて中途半端なまま
放置してるシリーズものもいくつかあるし…(-_-;)
 
 
23:00
救急外来、ボチボチにぎわってきましたww
逆流性食道炎で嘔吐を繰り返す患者の点滴、採血して結果待ち。
自転車で転んで額を切ったヨパライさんはキズ縫って頭部CT…
で、これから救急車1台はいります。さて。
 
 
23:40
救急車を含めて立てつづけに数人。
独り言ですが「だるい」で救急車利用はやめたほうが。
やっぱり救急車、少なくともタクシーの相場以上の料金は
本人から徴収したほうがいいんじゃないかなぁ。
いや、取りあえず独り言ですがw
 
 
0:10
患者も一段落したので…
パソコンにかじりついている部下Yに声をかけてみました。
つ 「ど?そろそろ最終予行演習、やる?」
Y 「も、もうちょっとお待ちをsweat02
つ 「いいよぉ、何時でも♪」 
Y 「は…coldsweats01
つ 「どうせオレは当直だし3時でも4時でも5時でもww」
Y 「も、もうすぐですからcrying

今日のブログにネタ提供してくれたことは評価しますΨ(`∀´)Ψ
 
 
1:50
今度の救急車はちょっと重症(血圧低下と意識障害)。
ひととおり所見取ってライン確保して検査オーダーして結果待ち。
部下Yは…やっと読み原稿作成に突入(^^;)
がんばれ!ww
 
 
2:20
データが揃って内科拘束医をコール。
意識レベルは改善したけど帰せる状態とは言えないし入院だな〜。
と、救急外来に降りていく途中、暗い廊下で産婦人科のセンセと
すれ違いました、この時間にww …お産、かな。
やっぱ大変だ、産婦人科は。
部下Yは…とうとう読み原稿が完成。これから予行ですcoldsweats01
 
 
4:30
学会発表の予行、スライドと原稿の手直しも終わりかけ…
…たところに急患はいりました。筋肉と神経、切れてるし(-_-;)
これから緊急手術です。今、オペ室ナース呼び出しちう。
オペ中に別の急患が来たらどうしよう…
お、医局にはY先生がいるぢゃないか、当直代行よろぴく(*^_^*)
私って鬼でしょうかwww
 
 
8:15
手術、終わりました。結局一睡もしてないっす。
オペ中は、なんと一度も救急外来から患者の連絡がなかった。
もしかしてホントに部下Yが代行してたんじゃ…?
救外ナースに電話してみる。
つ 「今オペ終わったんだけど、その後の救外は?」
看 「虫さされの診察依頼の電話が2件あったんですけど
   朝になったら皮膚科に行って、とお願いしました。」

よっしゃあ、救外ナースGJ!!
あと15分で当直が明けます。
そのまま通常業務に突入ですけど。
あ、診断書とサマリー書いてない…orz
 
 
 
11:10
と、これで終わらないのはお約束なのか…w
外来やってたら救急車、90才代の大腿骨転子部骨折きますた。
今日は半ドンの土曜、明日は日曜、次は平日の月曜だけど
整形は月曜が総回診日で手術枠を持ってない。
で、その翌日の火曜は春分の日で病院は休み。
水曜までなんて待てません、バーチャン痛がってるし。
午後から1件オペやります。
 
 
18:00
部下Yを学会に送り出し(発表は午後1時半くらいだったはず)
バーチャンの手術と病棟業務をサクッと終えて午後3時半。
で医局に戻って2時間ほど気を失ってました、今午後6時…。
なんか1日が終わってるし…(^_^;)
帰るか…書類を片付けるか…(-_-;)
うーん。
 
 
20:00
部下Yに「発表どうだった?」と電話。
座長とフロアからのいくつかの質問もなんなくクリア。
発表は好評価だったようです(Y先生の声がはずんでました♪)。
苦労したもんな〜、よかったよかった。お疲れさん(^_^)

さて…
疲労感と充実感。
私はやっと、37時間ぶりに病院を脱出します。
診断書11+サマリー6(昨日より増えてるw)終わらせました、
明日の誕生日に仕事持ち越すのもイヤなので。

ちなみに「休む」以外に予定のない誕生日です…ふん(T_T)

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2008年9月16日 (火)

ネットカフェ初体験

この連休、友人と会う用事(と遊びw)がいくつかあって
お江戸入りしてました。んで、いつもの如くホテルは取らず。
 
4月、東京強行 宿無し晩餐ツアーのときは
一人でカラオケに入り夜を明かしたりしたわけですが
今回は、そのときのブログ記事に書いた
「ネットカフェ、マンガ喫茶のほうがよかったかなぁ。」
を実践して仮眠を取るのに「ネットカフェ」に入ってみました。
実はネットカフェ、マンガ喫茶、初体験です。
 
翌日会った、ホテルに泊まった友人やお江戸在住の友人からは
「お前はネットカフェ難民か!ww」
「金がないわけじゃないんだからホテルに泊まりゃいいのに」
とさんざん言われましたが…。
 
いや、ホテルに泊まれないほどビンボーじゃないですが、
ホテルを予約しちゃうとチェックインしなきゃいけないし
私のような行き当たりばったりで動いてしまう行動パターン、
どこで何時まで遊ぶか、そのときになるまでわかんない。
明け方(朝?w)まで遊ぶと寝る場所いらないかもしれないし。
かえって宿泊先に縛られないほうが気が楽だったりして…。
 
いつでもどこでも眠れる体質は当直で鍛えられてるしねw
 
んでネットカフェ、快適でした♪
5時間2000円でシャワー使用でプラス500円。
一人カラオケ朝までコースよりずっと楽ちんでした。
 
ドリンク飲み放題だし、漫画いっぱいあるし、
DVDソフトとかもあるし、ネットし放題だし、
個室っぽくなっててリクライニングチェアだし
眠るにも仮眠程度のつもりなら十分です。
 
その翌日の予定もいろいろてんこ盛りでタイトだったので
受付して入ってちょっとネット巡回してすぐ爆睡。
4時間ほど眠って起きてシャワー浴びて出ましたが
あんだけ快適なら24時間いても苦痛じゃなさそう。
(私も“引きこもり”の素質あると思う…(-_-;))
 
 
今回のお江戸入りも書きたい小ネタはいっぱいあるんですが
そろそろ出勤なので今日はこのへんで(^_^)

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2008年9月 9日 (火)

医療問題を注視しる!を注視しる!

(2009/01/27 リンクを追加更新しました。)

今日は…お気に入りサイトの紹介です。 

Photo
 
けっこう有名なので知っている人が多いかもしれないけど
koumeさんとsuzuさんの「医療問題を注視しる!」シリーズ、
こういう問題を語ろうとすると気持ちがdeepになっちゃって
語り口まで堅くなってしまいがちです(私はそんな感じ?)。
 
以前の私、某SNS医療系コミュで発言を撒き散らしながらも
「ネットで吠えてるだけじゃ世の中変わらねーヽ(`д´;)/」
と限界を感じたりもしましたが、んなわけないですよね。
その頃はSNSという閉鎖空間だからそう感じていたのかも。
ボールペン作戦だって、ネットの中から生まれた活動だし。
 
この医療問題を注視しる!シリーズは各所で絶賛されてます。
漫才のような掛け合い形式でリズムよく、わかりやすく
語ってくれていて、スッと入って一気に読めてしまいます。
中身は難しいこと書いてるけど 喉ごしがいいんですよね。
自分が書くときの参考にもなります。
 
医師ブロガーが内側からの視点で発信するのも大事だけど
こういう非医療者からの発信が鍵を握ってる…と思う。
まとめて読めるように、並べてリンク貼っちゃいます。
たぶん今後もシリーズは続くので、コンテンツが増えたら
ここにもリンクを追加してしていくつもりです。
(えっと、自分が飛びやすいようにっつーことです(^^;))
 
とにかく…オススメ.+:。(・ω・)b゚.+:。
 
医療問題を注視しる!その0 はじめに
医療問題を注視しる!その1
医療問題を注視しる!その2
医療問題を注視しる!その3 大野病院事件
医療問題を注視しる!その4 加古川事件とJBM
医療問題を注視しる!その5 医療報道前編
医療問題を注視しる!その6 医療報道後編
医療問題を注視しる!その7 医療マンガ
医療問題を注視しる!特別編 大野病院訴訟、無罪!
医療問題を注視しる!その8 モンスター・ペイシェント
医療問題を注視しる!その9 医師不足について
医療問題を注視しる!その10 診療報酬
 
作者のブログ -農家こうめのワイン-

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2008年9月 5日 (金)

無罪確定、そしてこれから...

昨日、9月4日の午前0時、
大野病院事件。本当の本当に加藤医師の無罪が確定しました。
 
見守っていた人々が、我々が、無罪が確定した今だからこそ
やっと語れること、始められること、仕切り直せること、
いろいろあるように思います。
 
「無罪」が確定してからでないと言えないと私が思っていたこと
ためていたこと、取り止めなくずらずらと書いてみます。
冗長な駄文になりますが…書きたいんだから書いちゃうもんね!
 
 
 
8月20日に福島に行ったことを某SNSの日記とこのブログ
両方に書きましたが(8月20日、福島レポート
それに対する、ある友人のコメント↓
 
>ともあれ、一年後、果たして医師でない人たちのうち、
>何人がこの出来事を覚えているのかしら。
>ま、忘却は人間の短所であり長所でもあるのですが。
 
人間は(と言うか日本人は?)忘れるのが早いです。
無罪確定は心からよかったと思うんですが
確定したことで裁判そのものにはもう新しい展開はないわけで、
完結した、議論が終了した、と人々の関心が薄れ
風化していくのかもしれないと思っています。
 
1年後にどれだけの人がどれだけこの出来事を覚えているか…
私自身もどれだけ問題意識を持続できるか…わかりません。
今よりは記憶や実感は薄れていく。それは仕方がない。
ただ、1年後の社会にこの出来事が何をどれだけ残すか?
何かが残るように導かないといけないと思う。
 
持って行きかた、は慎重に配慮すべきでしょう。
加藤医師は福島で産婦人科医としての業務を再開するらしい。
それを邪魔するようなことになってはマズイ。
そうならないように配慮しつつ、でも医療が再生するまでは、
この事件で浮き彫りになった問題点が風化しないように、
医療者、非医療者みんながしっかり抱えたまま手放さずに
考え続け、そして何かをし続けていなければ。
 
判決が確定して「無罪」を前提にすることで初めて
検証できること、検証すべきことがあるのではないか?
 
結論(=判決)が出たのなら今度は“過程”を厳しく裁かなきゃ。
何が悪かったのか、誰が悪かったのか、うやむやにせず
直すべきところは直す、責められるべきヤツは徹底的に責める。
追求すべきはキッチリ追求する必要があると思う。
  
例えば警察や検察。
  
逮捕を手柄だと警察が表彰されたこと、そのままにはしておけない。
無罪だったんだ、それでいいじゃん、で終われない。
むしろ責任追求と加藤医師への謝罪が当然と思う。
冤罪事件を作って医師一人をボロボロにしたことが
表彰されたままでいいわけがない。

判決後の検察のコメントをニュースで見ました。
公判に当たった検察幹部の発言↓
「地元の捜査幹部は20日、判決結果に疑問を呈しながらも、
 公判で議論した意義があった点を強調した。」
これも素通りできない。言わせっぱなしにしておけない。
判決が下されてもまだ何もわかってない。
検察や警察がこの調子じゃ、また…
「公判で議論する意義がある」と彼らが勝手に判断すれば
同じ悲劇は繰り返されますよ。
 
 
そして遺族。
 
「残念な結果として受け止めるとともに、
 今後の医療界に不安を感じざるをえない」
つらい思いをしたのは十分承知の上です。
判決への不満も憎しみも変わりっこないんだろうと思う。
でも(難しいんだろうけど)
「心情的に不本意だが判決は妥当だった。」
と納得してもらえてはじめて何かが終わる、
終われるんじゃないだろうか。
 
医療を施す側と受ける側の間にある壁や溝、
この事件をきっかけに理解し合える人とは理解し合えました。
でも理解し合えない人とのギャップは更に広がった気がしてます。
 
無罪確定という終わり方に我々が胸をなで下ろすその隣で
不当判決だ、有罪だ、という考えを持ち続けつつ
「もう言っても無駄だし」と沈黙した人もいるはずです。
そういう人たちは今までより語らなくなるのかもしれない。
聞こえなければ届かない。
聞こえなくなることが解決じゃない。
異論のある人が沈黙してしまうようになったら
静かにはなるけど本当の解決への糸口は、
手の届かないところに潜っていくだけなんじゃないか?
 
決定的な決裂を避けながらも、ぶつかりあう。
それができる環境を維持し続けなきゃならない。
気が遠くなるけど、これからも…。
 

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2008年9月 4日 (木)

つよぽん@渋谷 第一次カラオケ大戦

息抜きの軽ネタをひとつ。
以前、某所で書いてけっこう好評だった日記です。
 
去年、いろーんな素敵な人、おもしろい人と出会いました。
その一人、マリスさんとカラオケで暴れた時に書いた日記です。
ノンフィクションですww
 
 
 -つよぽん@渋谷 第一次カラオケ大戦-
  
18:00
 渋谷カラオケパセラに徐々に集まったのは6人。
 ミュージシャンつよぽんのコアなファンで、
 突然企画されたこの会に参加するためだけの目的で
 新幹線に飛び乗って来た女性も…(おそらくニワトリ病末期)
 6人中、男は私だけ。まさに「女の園」状態。
 以前バンドのライブで私が歌った曲が、歌う私の承諾はなしで
 ノーガード状態で次々と入力され、リクエストに応じて絶唱する私。
 黄色い声援を浴びまくり、さながらつよぽんリサイタル状態。
 
20:30
 ちょっと遅刻して参加する、と連絡があった大物が到着…
 マリス先生参戦!
 スターつよぽん☆ディナーショーの雰囲気が一気に血みどろの戦場と化す。
 楽屋(パセラのトイレw)で隠し持ったステージ衣装の特攻服に着替え
 嘉門達夫を歌い踊り狂うマリス女史。
 破壊力十分、まさにウェポン。
 いかん、劣勢に回ってはいられない。反撃しなくては! 
 つよぽんに尾崎豊が憑依
 「15の夜」をレッドゾーンまでシャウト。マリス玉砕を試みる。
 復活のシャアは成るか!?
 
 …と、そこへ…
 それまで片隅でちょこんと座りニコニコとお酒を飲んでいた
 cuteな純ちゃん(仮名)が控えめな声で…
 「私も、歌いますぅ…。」 松田聖子「青い珊瑚礁
 
 前奏が始まると同時にすっくと立ち上がり、スイッチオン。
 顔つきが変わる。こ、こいつ、ただ者ではない。
 やられた…orz。
 全盛期の松田聖子を超えるcuteさとぶりっこ(死語)。
 物まねを超越した「成り切り」。気がつくと…
 私とマリス女史、そして全員が笑いと感動と腹筋の痛みで涙流しながら
 「せいこっちゅぁ〜ん!」と叫んでいた…。
 伏兵の夜襲、反則のパールハーバー。光る宇宙…。
 最終兵器ララァの降臨であった。
 
23:00
 そして戦場は焼け野原に。
 修羅場と化した戦場に突然けたたましく電話が鳴り響く。
 「あと5分でお時間です〜。」の非情なパセラの詔勅が…。
 始発までの持久戦に持ち込み決死の覚悟、死をも辞さない
 特攻服着たまんまのマリスウェポンであったが、
 つよぽん天皇は悔し涙を流しつつ、
 耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び
 「お開き…」の玉音放送を行ったのである。
 
                   ー完ー
 
 
用語解説
 
マリスさん:
某巨大SNSで知り合ったイケてる産婦人科女医。
ぽるしぇで暴走し、徹マンして当直してカラオケで吼えつつ
「疲れてる中年のお医者さんでつ。」と名乗る大嘘つき。
 
にわとり病:
認知症の鑑別疾患のひとつで、悪性度はかなり高いと言われる。
短期記憶を冒され、末期には三歩歩くと全て忘れてしまうという
進行性の奇病。

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