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2008年5月19日 (月)

医師と患者の依存関係(医師の誤診と悪意 その4)

医師の誤診と悪意 その1 その2 その3

その3で、医師と患者の関係を男女関係に例えてみました。
 
大雑把に言えば、恋愛は原則として相互依存関係。
医師と患者は、一方的な依存になりがちな性格のものです。
 
いや、男女も昔は一方的な依存だったかもしれないですね。
男女関係、時代によっても変化しているんでしょう。
例えば“亭主関白”なんて言葉、最近聞かなくなりました。
でも男尊女卑な時代でも、男性を手のひらの上で転がして
上手にコントロールしていた賢い女性も多くいたはずです。
 
医療も変化しました。
 
昔「医療」に対して患者は盲目的に依存していたと思います。
信じ、頼り、すがり、結果に対して文句は言わない(言えない)。
「患者は黙って医師の言うとおりの治療を受ければよい。」
今やそんな時代じゃないことは明かで、それはいいことです。
でもその変化、まっとうな方向にだけ向かってるだろうか?
 
いずれにせよ、少なくとも医師と患者という人間同士が
お互いを疑い、対立する関係にあったら良好な関係は望めない。
 
もっとマクロで見て、医療崩壊。
今、日本という家庭の“医療”という夫婦は…?
 
夫(医師)が妻(患者)を捨てて夜逃げ(逃散)してる?…(-_-;)
夫が甲斐性なしのヘタレな旦那だからでしょうか?
それとも鬼嫁(モンスターペイシェント)が増えたからでしょうか?
我々医師も、信頼される医療を提供するようにしなきゃいけない。
これは大前提です。そしてその上で…
医療を受ける側も、医療に対する信頼と優しさと包容力を示してくれれば
医療を受ける側が、医療を上手にコントロールする賢さを考えてくれれば
夫婦喧嘩も離婚も防げるのかもしれません。
 
ごちゃごちゃ書きましたが、例えが大雑把すぎたようで
かえってわかりにくくなっちゃいましたね…ww
 
医療現場を、男女の、恋愛の人間関係に置き換えて見えてくるもの、
たくさんありそうです。単純に置き換えられないこともあります。
置き換えられないからこそ 矛盾や問題点が明らかになる、
置き換えられないものは何か、置き換えちゃいけないことは何か、
そう考えると見えるもの、もっとあるような気がします。
 
各論でピックアップすると、また面白いかもしれません。
ちまたで見る恋愛ドラマや映画、そしてリアルの身近な男女の物語。
いろんな恋愛の形、いろんなキャラ、主役、脇役、悪役…
「セカンドオピニオン」も「インフォームド・コンセント」も
「誤診」も「悪意」も、恋愛、男女関係に投影すると
面白いものがいろいろ見えて、面白いことがいろいろ語れそうです。
 
 
ズレちゃいますが
男女関係を医療に投影すると医療の人間関係が見えてくるなら
医療を恋愛に投影すると男女の人間関係が見えてくるかも。
…と、これはまた別な話ですね。
 
 
ん〜…読み返したらホントに駄文でした…orz
まあいいや。うpしちゃいます。

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医師の誤診と悪意シリーズ」カテゴリの記事

コメント

イエェ~~~~~~イshine
今回も一番ノリnote


当然 記事は後で読みまッスwink
シリーズ更新ありがとですhappy02

投稿: まりん | 2008年5月19日 (月) 19時04分

突然の書き込みで失礼します。

5/25(日)コミュニケーション、人間関係をもっとステキにする講座を開催します。もしよかったら来てください。

【人間関係をグッとよくするコミュニケーションレッスン】
  → http://manacomi.jp/5.25kouza.pdf

 残席10です。(5/20現在)
___________________

詳しくは、サポートスタッフ、箕輪(マナー&コミュニケーション研究所 内)まで。
ご来場をお待ちしております。

投稿: M&C箕輪 | 2008年5月20日 (火) 15時01分

ふとこの記事を読んで自分に当てはめてみたのですが、
診療情報提供書を書いてと頼み、先生は忙しいからと3週間書けず・・・

この場合って他科(浮気)に行くから診療情報(離婚届け)を書いてって迫ってる?(;一_一)

いや・・・先生(旦那)そんなつもりじゃないんですけどね・・・

投稿: ぷう | 2008年5月20日 (火) 19時22分

すっかり遅くなりましてsweat01
ん~~なんか難しくてsweat01sweat01
更にココ最近忙しくしてたもので。。

今日『モンスターハズバンド』というニュース出ましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000012-maiall-soci&kz=soci

医者・医療と患者は、
夫婦や恋人同士みたく男は男で女は女。
どう歩み寄り分かり合おうとしても
決して交わらない、平行線なのかもしれませんね。

ただ、同じ平行線のままでも、同じ目的地に同じスピードで進めたらいいのかもしれない・・・と感じました。

投稿: まりん | 2008年5月20日 (火) 23時52分

「男女平等なのだから、家事も育児も50-50で引き受けるよ」と
言ってくれる夫でも、妊娠出産を引き受けることは
今のところ無理ですよね。

医療者も患者の病を代わりに引き受けることは無理。
ただ、一緒に闘うことができるだけ。
そうわかった上で、自分と相性のいいパートナーを探すことが
大事なのではないでしょうか。
まあ、医療者は肝心な時に取り乱さず、
きちんとサポートしてくれる人が多そうだから、
リアル相手よりしっかりした人に出会う確率も高いと思いますが。

投稿: 蝸牛 | 2008年5月21日 (水) 14時11分

恋愛と違ってこちらは沢山の患者を抱えてるんで、過度に依存されると負担が甚だしいですよね。

まあ恋愛も沢山の恋人を抱えてる人もいるかもしれませんが。

投稿: LUPO | 2008年5月21日 (水) 16時03分

>蝸牛さん

妊娠出産は、夫が原因のひとつですけど、患者の病気や怪我の原因は医療者とは関係ないですけどねww

投稿: 源氏星 | 2008年5月21日 (水) 20時18分

>まりんさん
読む前に書き込むあたりが大物です(笑)

> M&C箕輪さん
はじめまして。
えっと…行けません、オンコールです。ん?

>ぷうさん
何を目的とした診療情報提供書(紹介状)かによって
意味合いが変わってきそうですね〜。

>再びまりんさん
私も昨日読みました、この記事。
モンスターって単語が流行ってますね。
ヤバイですよ、これから。
道徳や社会生活を教えるべき親がこれだもん。
これから社会に出る子供たちは更に強力なモンスターに…。
性教育の充実だけでなく、
医療や福祉の現状に関する基礎知識、
社会人としての最低限のルールを
教育現場できっちり叩き込む必要があると思います。
モンスターナースやモンスタードクターもいますけどね。
…σ( ̄▽ ̄;)?

>蝸牛さん
そうですね。
恋愛や結婚における男と女も、医療における医師と患者も、
役割分担や力関係の偏りは厳然としてあります。
状況に応じて割く労力も当然平等にはなりません。
平等、50-50ではないことを許容することもひっくるめての
相互理解、共存、共生(?)なんだと思います。

>LUPOさん
うん。1対1か多対1か…というのも
「恋愛の人間関係に置き換えられないこと」
のひとつですよね。そこを掘り下げて何か見えるかなぁ。
今度ちょっと考察してみましょうかねぇ。
“沢山の恋人を抱えてる人”の処世術を
聞いてみたい気がしますww

>源氏星さん
あ、お初♪
コメントは蝸牛さん宛ですね。
蝸牛さ〜ん、ご指名ですよ〜(笑)

投稿: つよぽん | 2008年5月21日 (水) 20時26分

つよぽん先生こんばんは
今回のエントリーも深いですね。
わたしは転院先の某大学病院から逃げ出し
見事に元の病院へ出戻った出戻り患者ですが・・・・
こういうのもアリでしょうか?(笑)
また楽しいエントリーを楽しみにしています。
では・・・・また伺います(^_^)/

投稿: MeMeCAT | 2008年5月21日 (水) 20時30分

>MeMeCATさん
駄文だなーと自覚していたのを褒めてもらえて…
うれしいです(^_^)
MeMeCATさんのケースは…
普通の恋人を離れて、もっと地位も名誉もある男と
付き合ったけど、結局は元の身近で平凡な男のところへ…
ってな感じでしょうかねー(^^;)

投稿: つよぽん | 2008年5月21日 (水) 21時05分

あ、お初でしたね、すみません
こちらでも、よろしくおねがいします

1VS多
すごく大事なことだとおもいます
恋人は、相手が仕事や学校でたくさんの異性に会っていることは分かっているけど、でも、自分のことだけを1番たくさんおもって考えてくれているとおもうものですし、そう信じなければつづかないけど、患者が、主治医は沢山患者を抱えていると分かっていても、自分のことだけは、いつも、他の誰よりも、一番に考えてくれていると思い込むのは怖い妄想です。いろんな行き違いや誤解の始まりではないでしょうか。

投稿: 源氏星 | 2008年5月21日 (水) 21時05分

>源氏星さん
呼びました?(^_^;)
まあ、少なくとも妊娠出産の原因を作った夫には、
それなりに責任取って、サポートして欲しいと思いますけどね~。
原因を作ったわけでもない赤の他人に、
「責任取って」とは言えませんです。

投稿: 蝸牛 | 2008年5月21日 (水) 22時43分

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