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2008年4月

2008年4月28日 (月)

4.26 合宿研修会@那須温泉 その1

4.26 NPO法人医療制度研究会の合宿研修会に行ってきました。

朝、ちょっと遅めに起床。
前日の25日に手術した切断指再接着の患者を見に、まず病院へ。
退色反応OK、他指と変わらぬピンクで血行は良好。
これなら出かけても大丈夫かな…。いずれにせよ
DIP以遠(爪に近いレベル)の再接着で、これでダメなら再手術は厳しい。
この週末オンコールのタマちゃんセンセ(仮名)に
動脈、静脈の血流不全が起こったときの対処はインプット済み。
「あとはまかせた。よろぴくheart01
と作り笑いで病院をあとにする。
(実は切断指再接着の術後1日に遠出するのは
 ちょっと後ろめたかったりするのであった。)

昨日の緊急手術のせいで出かける準備を全くしていなかったけど、
温泉に一泊、たいした荷物は必要ない。サクッと荷物をまとめて出発。
愛車のボンドカー…もとい、中古つよぽんカーの幌あけて
フルオープン、約4時間のロングドライブ。
昼間に長時間クルマを運転するのは久しぶり。気持ちがいい。

14:30頃、到着
場所は栃木の那須温泉、こじんまりした旅館「ニューおおたか
旅館を貸し切りで約30人、参加者の面々もそうそうたるメンバーです。

Skyteamセンセ、事務局の坂詰さんらはもう会場準備をしている。
開始は16:20、まだまだ時間がある。
「なにか手伝うことありませんか?」と聞いてみたが
「一風呂浴びてきたらいいですよ。」と言われ温泉へ。

木々はまだ緑になりきっておらず、
露天風呂から見える山肌にはまだ雪が残っている。
ちょっと肌寒い空気だが開放感いっぱい。
一週間の仕事の疲れと運転の疲れが抜けていきます。
長湯していたら露天風呂に…本田宏先生が登場。
おお、前回の記事コメントで書いたとおりの…
「フルチントーク」が早々と実現(笑)

「うにゃー温泉は気持ちいい〜!」と喜ぶ本田センセ。
那須温泉には以前も来たことがあるとのこと。
「この近くの大丸って温泉に行ったことがあるんだけど、
 そこは川をそのまま温泉にしてるんだよね。そこ、混浴だよ〜。
という話から(脈絡はともかくw)ローマ帝国の福祉、福利厚生の話題へ。

2000年前、ローマ帝国は上下水道を、そして道路を作り整備した。
もちろん水や道路の使用で、住民から代価は求めない。
富や権力を持つ人たちがそういうのに率先して力を入れた。
金持ちは福祉に貢献するのが当たり前な時代だった。
2000年前のローマは現代の日本社会よりもずっと
福祉や社会還元には力を入れていたんだよね、と…。
いきなりカリスマ本田節をプライベートに聴けた私はラッキーです。

寺小屋形式、畳の部屋に長机を並べた会場に戻ると
もうかなりの人数が集まっている。
皆、それぞれに席に着き、そろそろ開始?
「本田先生がまだいらしてないですねぇ。」と誰かが言う。
「いえ、ついさっき露天風呂で会いましたよ。
 ボクより先に上がったから、その辺にいるはずですが。」

話題の主は16:20ちょうどに、浴衣で登場して会場を見回す。
みんなそれなりに軽装でラフな格好をしているが、
温泉ルック100%の浴衣姿は本田センセだけ…。
「私、KY? σ( ̄▽ ̄;)」
と笑いを取ったところで研修会が始まった。


…つづくw

(研修会の中身は“その2”で)←たぶんw

4.26 合宿研修会@那須温泉 その1 その2 その3

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2008年4月23日 (水)

当直実況中継 その1

つよぽん@当直中です。

ブログってアップロードした本文にあとで追加・修正ができます。
この機能を利用してちょっとお遊び。

17時に当直に突入したところですが、
その後をリアルタイムに明日の朝まで追記しながら
なんでもいろいろダラダラ書いてみようと思います。
(来院患者の詳しいことは書かないようにします)
パソコンに戻れないほど忙しかったら
または患者が途切れて眠っちゃったら止まりますw

仕事、急患対応時以外はパソコンに張り付いているので
ヒマな人はコメント欄でかまってやってくださいm(_ _)m

19:00
17時頃から立てつづけに3人来院。
3人の診察と処置を終えた頃に1人、切創の縫合
あと救急車の搬送が1人。
今のところ、まぁ落ち着いている…かな?
ちょっと病棟に行ってきます。

20:00
今日手術した患者チラ見したあと明日のオペ患の検査入力
で、医局に戻って…ととと
救急外来の患者の検査結果が出た、とコール。
行ってきます。

21:00
ちょっと一段落。今日は比較的余裕かな?
この時間帯で検食(当直医用の病院食)食べられる時間がある。
重症の急患対応でバタバタするよりも
コンビニ受診に笑顔で対応するほうが疲れるなぁ(ボソ

22:00
今日の検食(当直メシ)
ご飯、魚香味漬け焼き、根菜炒り煮、チンゲンサイソテー、ヤクルト。
まぁ“当たり”だったかな。そこそこ満足。
夜食も自分できっちり用意してあります。
私って当直の日がいちばんマトモにメシ食ってるかも(-_-;)
さて午後10時…ここから深夜にかけての状況は運次第っす。

22:50
あれ、入院総括と診断書の山は今朝ぜーんぶ片付けたはずなのに
机の上に4冊ずつ乗っている…。むー(-_-;)
医事課のネーチャンに私が今夜当直なのがバレていたか…。
あ、救急車のサイレンが聞こえます…。
ピッチが鳴った。さっきのサイレンの救急車だ。
行ってきます(-_-)/

23:50
3〜4人を診てまた一段落です。
ところで鼻出血で救急車を呼んじゃったりするのも
やっぱり仕方がないのかなぁ…。
我々の常識では緊急性ない、自家用車やタクシーで十分と思っても
素人の患者さんはやっぱり血を見たらあわてちゃうのかなぁ…。

23:55
直接来院、4才。
今日はお子ちゃま、けっこう来るなぁ。行ってきます。

0:30
コーヒーブレイクcafe
自画自賛しますが、うちの聖系軍団は働き者だと思う。
部下その2、いつも帰るの遅いけど、今日もまだ病院にいる。
当直でもないのにまだ医局の研究室でパソコンに向かってます。
手術記録?文献検索?ただのネットサーフィンだったりして(笑)

1:00
部下その2、やっと帰りました。
でも遅刻はしないんだよなー、あいつ。

2:50
救急外来もすっかり静かになりました。
ここまで来ると、あとは朝まで1人か2人来るか来ないかです。
子供がけっこう来ました。ロタ、流行ってるらしいです。

6:30
おはようございます。
0時頃に来た子供が最後で、眠れました〜!!

6:55
つか、当直の過酷さと楽しさをリアルタイムな生々しさで読む人に伝える
実はそんな狙いの企画だったのに、なんだか昨夜は過酷じゃなかった。
“ほのぼの感”だけ伝わった悪寒。
まいっか、シャワー浴びよう。

7:00
と思ったら呼ばれた(汗)

7:30
よほど緊急性の高い患者でない限りこの時間の救急外来は気が楽です。
取りあえず検査オーダー、初期対応をすませてしまえば
あとはそれぞれの診療科の外来が開くのを待てばいい。
他科のオンコール医師を呼ぶかどうか迷わなくてすみます。

7:55
さてもう1人、頭部CTチェックして当直業務は終了か?
8時からは朝のレントゲン検討会、そして創処置外来〜通常業務へ。

9:10
当直業務〜朝のレントゲン検討会〜創処置外来終了です。
救急車はそこそこ来たけどさほど重症なのはいなくて
比較的平和な当直でした。

で日勤帯の通常業務にそのまま入ります。
昨日は朝8時ちょっと前に出勤して午前中は外来、
午後は予定手術が1件と緊急手術1件でした。
緊急手術が5時頃に終わって仕事に途切れなく当直に突入。
途中、ちゃんと眠れた(ラッキー♪)から連続勤務とは言わない?
その辺の解釈は難しいところですが常識的に考えれば
継続して労働していると見なせるんじゃないかなぁ。

とすれば…
昨日の朝7時半頃から働いていて現在25時間経過です。
今日、17時に仕事が終わったら(あり得ないけどね)
33時間労働ってことになりますか。
これが当たり前の勤務医の日常なワケですが
運悪く深夜の重症急患やコンビニ受診多数で眠れなかったら?
当直明けの仕事はちょっとツライですよね。

私はいつでもどこでもコマギレでも眠れるので平気ですが、
中途半端に起こされると眠れない体質の医師は大変みたいです。
医師だって年を取れば当たり前に体力低下していくんだし
医師の労働環境は医療の安全性にダイレクトにつながります。
全国的に、本気で考え直すべきなんですよね、本当は…。
と軽めにですが無理矢理まとめてみました(笑)


あ…4冊の診断書と4冊の入院総括…
放置したままだった…sweat02


…とこの記事は終わったように見せかけて…w

4月24日 20:30
本日の、私が執刀の3件の手術
・手根管症候群:神経剥離+腱移行術
・肘部管症候群:神経移行術
・陳旧性長母指伸筋腱断裂:腱移行術
…は高速回転wでとどこおりなくキッチリ5時に終わり病棟へ。
んで診断書と入院総括も書き終わり今日の仕事は全部終了scissors
…と思ったら、そう言えば今日は私がオンコールだったsweat01
8時頃に当直医からの呼び出しで、整形の急患2名を診察。

昨日の朝からの勤務、これで本当に終了です。

37時間の業務を終えて帰宅します。
お疲れ様でした>ぢぶん(笑)

     - 完 - ←今度こそnote

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2008年4月17日 (木)

東京強行 宿無し晩餐ツアー

一昨日もちょっとした会合のためにお江戸に行ってきました。

昼過ぎに出て夕方東京着、銀座へ。
そして翌朝、始発の新幹線で帰るという
ぶっちゃけ「メシ食うために東京へ」な企画です。

和光チョコレートサロンでチョコパフェ食べつつ待ち合わせ。
3人集まってイタリアンレストランへ。4人目は現地集合。
食事をしたのは銀座のアルジェントASOというお店です。
素材に頼ることなくキッチリ仕事のしてある料理で
出し方にも趣向を凝らしてあり、視覚も味覚も十分満足♪
一緒に食べた友人の一人「さながらイタリアン懐石」
という表現が言い得て妙です。

私はお江戸入りするときはいつものことなんですが
「ま、泊まるとこくらいなんとかなるだろう。」
とホテルとか予約せずに行ってしまいます。

今回もそのパターンで、お腹いっぱいで幸せにお開きのあと
取りあえず銀座からテクテク歩いて東京駅八重洲口へ。
東京駅から歩ける距離に泊めてくれそうな友人宅もあるんですが
さすがに12時近くなって「これから泊めて」は言いにくいし。

安そうなビジネスホテルをいくつか回って全部満室。
行ったり来たりしてたらマッサージの客引きが
「オニーサン、5シェンエン、アサマデOKヨ。」
うるしゃい〜ほっといてくれーヽ(`д´;)/
 
4つくらい断られてホテルはあきらめ…さあどうしよう。
探してうろつく元気はまだあるけど客引きがウザイ。
サウナとかは○○の出会いの場的なイメージで怖いので、
目の前の5時まで営業しているカラオケに駆け込みました。
で、2時まで一人でカラオケ歌って就寝ww
(バンドのボーカル自己練習ということにしておこう)
ちゃんと5時に「お客様、お時間です」とフロントからコール。
さわやかな(?)目覚めでございました。
始発の新幹線で病院に戻り外来開始には間に合いました。
ドリンク1杯とモーニングコール付きで一泊3686円(笑)
これって高いのか安いのか…。
今考えたらネットカフェ、マンガ喫茶のほうがよかったかなぁ。

つか、銀座で25000円のディナーを食べる自分と
その数時間後にカラオケボックスで一人爆睡する自分
そのギャップに愛おしさを感じた1日でございました。

で、また明日もお江戸入り予定。
ホテル?取ってません。

ちゃんちゃん。

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2008年4月14日 (月)

4.12医療議連シンポジウム報告

お江戸から帰ってまいりました(・∀・)v

医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟(医療議連)のシンポジウムに行ってきました。

濃い1日でした。シンポジウムの前には12時から医師とジャーナリストで集まる勉強会で5時間みっちり。で、シンポジウム。その後は懇親会、それがお開きになり日が変わって0時を過ぎてもエンドレスに4次会へと突入し…。報告、レポートを書こうと思うんだけど書ききれないっす。経時的にとか、論理的にとか、整理しようとするとまとまらないので、とりあえず思いつくこと書いてみます。

シンポジウムのそのものの流れはロハスメディカルの川口恭さんがキッチリまとめてくれたので、そちらのブログ“議連発足記念・真の公聴会”をご覧下さい。


さて、厚生労働大臣、舛添要一氏はシンポジウムには来ませんでした。「公務のためやむを得ず欠席」…とのことで開催にあたってのメッセージだけが読み上げられました。このシンポジウムより大事な公務ってなんだろう…。立場上とかいろいろあるのかもしれない、と深読みしてみたりして。大臣になる前からの舛添要一氏を見ていて、永田町の論理で行動する人ではない、と思っている(た)んだけどなぁ。まぁ、このシンポジウムはスタート地点でしょうから今後に期待することにします。

シンポジウムは今まで我々医療者、医療に関わる政治家、医療崩壊を危惧する人たちが語り尽くしてきたことのダイジェスト版のような感じでしたが 、2時間の中で語り尽くすことができないのは最初からわかってます。再生へのスタートと思えば合格点のシンポジウムと思いました。

シンポジウムに先立って意見を募集していたのは前の日記で書いたとおりです。私も送りましたが、事務局宛に届いた意見は136通だったそうです。ん、ちょっと少なめ?もっとショックだったのは、医療者ではない一般市民からの意見は136通のうち6通だけだった、ということです。これじゃいけない。

壇上にずらりと並ぶシンポジストの面々。制限のある発言時間に渾身の力を込めた彼らの言葉は、どれひとつ取っても腹に響くものでしたが、最も響いた声、最も光って見えた姿はふたつ。

桑江千鶴子・都立府中病院産婦人科部長
産科医療の現状、自らも置かれたまさに渦中からの発言。与えられた時間を大幅に超過してそれでも止まらない切々とした訴えでした。きっと時間オーバーを責める気持ちなど誰一人として持たなかっただろうと思う。それくらい心を揺さぶるメッセージでした。

丹生裕子県立柏原病院小児科を守る会代表
地域の小児科医療を失いたくない。だから地域の小児科医を守りたい。1:コンビニ受診をやめよう、2:かかりつけ医を持とう、3:お医者さんに感謝の気持ちを伝えよう。シンポジスト唯一の純粋な患者側からの凛々しく優しい姿でした。彼女が壇上にいたかどうかで、このシンポジウムの空気は大きく違ったと思う。丹生さんについては更に後述。

イベント後の懇親会に、私も参加させてもらいました。懇親会の会場には橋本岳氏、鈴木寬氏の二人の議員が来ました。が、議員と合同の懇親会と聞いて参加した私は、シンポジウムの壇上や会場最前列の関係者席にいた各党議員がもっとたくさん来て、少しは膝を突きあわせて話せると期待していたので、ちょっと肩すかしを食らった気分でした。

議員さんとはあんまりしゃべらなかったけど、ラッキーなことに丹波の丹生さんが隣の席にいらしたので、名刺交換してたくさんお話ししてきました。私たち現場の医療者が自分の身の丈で医療を考えるとき、いちばん大切にすべきなのは丹生さんのような人たちだな、と心から思いました。

医療者側が切々と訴えても誤解されやすい、伝わりにくい。もともと医療に理解のある人たちになら我々の声は響いて当たり前なんです。6/136に象徴されるように、ごく平均的な国民はまだまだ医療の抱える問題に関心を持っていないのです、残念ながら。医療の危機に無関心な人たちと我々をつないでくれるのは、丹生さんのような人たちです。医療者と患者の縁結びをしてくれる大事な人だと思いました。

いえ、政治家や行政にアプローチしていくこと、彼らに訴えかけていくことが大事じゃないと言うつもりはない。政治を動かす人たちを動かす、政治を動かす人たちに訴えかけていく、それが近道なんでしょう、きっと。

でも私は現場の人間です。我々が地に足を付けて医療再生に取り組む限り、方向性を見失わないようにするためにも、最初に守るべきなのも、最後まで守るべきなのも、丹生さんたちのような人たちであり、再生のカギを握るのは医者でも政治家でもジャーナリストでもなく、彼女たちなんだ、と実感しました。

当たり前だけどこれは始まりでしかない。
あとから振り返って
「あの4月12日が記念日だったね。」
と言える日が来ると信じたい。
そしてその日が来たときに
「自分もそのために頑張ったうちの1人だ。」
私はそう言える自分でいられるだろうか…。


あー、またきれい事を書いちゃった気がするけど、まいっか。
次回以降は毒つよぽんorエロつよぽんorヤブつよぽんに戻りますww

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2008年4月 8日 (火)

4.12 医療議連シンポジウム

4月12日(土)お江戸に行きます。

医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟
発足記念 第一回 シンポジウム
4月12日(土) 18時〜20時 @日比谷公会堂

参加を申し込みました。
参加申し込みはまだ受け付けているようです。

で、シンポジウムに先立って意見を募集していました。
「お寄せ頂いたご意見は、議員連盟所属の国会議員すべてに周知し
 政策立案のための資料とさせて頂きます。」と書いてあります。

世の中に、政治に不満や言いたいことがあるとき…
国を動かしたい、なにかを変えたいと思うとき…
その気持ちが本気であればあるほど無力感に包まれます。

一個人という小さな存在が、どんなに暴れたって
どれだけ大声を出してみたって、そう遠くへは届かない。

医師の集まる研究会や講演会でいくら熱く語っても
SNSやブログで、いくら気合い入れた文章を書いても
その声を一番届けたい人たちにはなかなか届かない。
それはずっと感じていました。

国会議員に意見が届くなどという機会はめったにありません。
ここを読んだあなたへ…締め切りは4月11日だそうです。
国を医療を動かす人たちに伝えたいこと、なにかありませんか?
「目の前に、声の届くところに150人の国会議員がいる」
なにか書いて送信してみませんか?

私はお天気の日曜に海にも行かずに作った文章を送りました。
イイタイコトは山ほどあるけど、1500字以内ってことだったので
今までのあれやこれやを凝縮して1494文字。懇親の力作です。

送信したあと…
心地よい達成感に包まれしながら自分の力作を読み返しました。
皆さん!誤字脱字はチェックしてから送信しましょうね(T_T)


4月12日(土)の私の予定

12:00〜 医師+メディア関係者、合同の勉強会
18:00〜 「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」
      のシンポジウム(日比谷公会堂)
20:30〜 シンポジウム後の懇親会(よーするに飲み会♪)

シンポジウムは1500人規模なので聴くだけですけど
昼の勉強会や懇親会は、いろんな人と話せそうで楽しみです(^_^)
もしかしたら朝まで喋りまくってるかもしれません(^^;)
朝まで歌いまくってたりして…(-_-;)


下記のページ↓も見ていただきたいです。
産科医療のこれから:150人の国会議員に届くんです!
akoのつぶやき:医療議連 総会記念シンポジウム
(勝手にリンク貼ってすんまへん。)

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2008年4月 6日 (日)

誤診と悪意 その3 〜医師と患者と恋愛関係〜

医師の誤診と悪意 その1 その2

【医師の誤診と悪意 その2】の文章を書いてから
医学は科学だけど、医療ってもっとホニャララだな、とか
ウンチャラカンチャラだな、とか、グダグダ考えてました。
医療って“医療技術vs疾患”で完結するはずがなく
(当たり前だけど)“医師vs患者”人対人のぶつかり合うフィールドで、
だから面白かったり難しかったりするんだな、と…
実は物理数学が超苦手で文系人間だった私は思っちゃったりしてました。

「では患者と医師の人間関係とは?」

などと考え始めたら言いたいこと、書きたいこと、
逆に聞きたいこと、知りたいこと
あふれるように湧いて出てきて収拾不能に…

そんな混沌とした頭ん中で湧いたひとつの例え。
これ、考えるきっかけとして自分なりにヒットでした↓

医師と患者って、男女の恋愛関係にちょっと似てませんか?

悪い男にしか惹かれない女、いますね。
ちょっと悪いヤツほどSEXは上手だったりして…w
平凡でたいした能力もないけど誠実なヤツもいる。
白馬の王子様を夢見すぎて婚期を逃がす独身女性。
一途な女は男を盲信するけど思い通りにならないと反撃こわいっすね。
完璧な男なんていませんね、完璧な女もいないけど。
あと、社会や時代や国で恋愛のカタチも変わるものですかね。

ドクターショッピングは浮気性?
自分の彼氏に妥協できず、彼氏の魅力を気付けなくて
男を取っかえ引っかえしたあげくに結局幸せをつかめない女か。

…セカンドオピニオンは?
今の彼氏への不満を異性の友人に相談すること?
それとも二番目のお見合い?再婚?

つまるところ、医師と患者も男と女も人間関係。
愛憎入り乱れる不完全で不安定な…?
んー深い(-_-;)

       …で、このシリーズは続くのであった…(笑)

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2008年4月 1日 (火)

医師の誤診と悪意 その2

その1はこちら

「時々新聞等に登場してくるような悪意のあるお医者さんもいる。」
「医師の誤診や悪意から逃れるためにもセカンドオピニオンは必要でしょ?」

医療コミュニティでそんな問いかけを受けました。
私に対する名指しの質問でした。

それがセカンドオピニオン?…なんか違うよなぁ…。

私は違和感を覚えました。
しかし医師側からの視点と、患者側からの視点。
立ち位置が違えば考え方も同じになるはずはない。
違って当然。だから対立も憎しみも生じる。
そしてすれ違いも争いも医療訴訟も。
でも感謝や慈愛や感動も、医療現場にはある。
それが日々小さなドラマを見せてくれたりもする。

最初の問いかけは“疑う”ことから始めている。
なぜ“信じる”ことから始められないんだろうか?
ややこしいこと考えずに、
患者が医師を信頼する、医師が患者を信頼する、
みんなが信頼関係というスタート地点から始められたら…
医療現場はもっと単純明快に、ハッピーなるだろうに。

そんな脳天気なことを考えて自分なりの回答を作り
そして新たな議論のテーマとして投下しました。
そのタイトルが「医師の誤診と悪意」です。
そのあと「患者と医師の人間関係とは?」という議論に展開し
2日間で250以上のレスが付き、有意義な内容満載で、
起承転結のある秀逸なトピックに育ちました。

その時に書いた最初の…
議論のきっかけになった文章を
ブログ用に少しだけ改編して紹介します。
んでこのネタ、しばらくその後の議論の展開から
自分の発言を抽出するシリーズで行きます。

ん?手抜き? 気のせいです┌( ̄0 ̄)┐

このブログ読んだ方も…気が向いたらコメント下さいね〜note


【医師の誤診と悪意】 byつよぽん 2007.06.11

他トピでご指名の質問を受けてのトピ立てです。

医師も誤診することがあります。悪意のある医師もいる。
そういう場合にもセカンドオピニオンは必要ではないだろうか?
そんな内容だったと思います。

「誤診を疑うならぜひセカンドオピニオンをご利用ください。
 紹介状を書くのを拒否されて、書かない理由の説明もないならば
 他医を受診してください。」

ただし○○さんのおっしゃっていた
「時々新聞等に登場してくるような、悪意のあるお医者さん」
は一般の人々が想像するより極めて少ない。
マスコミの偏った報道が医師の誤診や悪意の不安をあおっています。

少なくとも私は、どのトピックでも、
「医師は善良で不完全な普通の人間である
       →(少なくとも患者に対しては)悪意はない。」
「医師(医療)は神でも万能な存在でもない
       →誤診することも(望む結果にならないことも)あり得る。」

という前提でコメントをしているつもりです。
おそらく、ここでよくコメントをくれる他の医師達も同じではないでしょうか。

非常にまれな「医師の悪意」を想定したら何も語れません。
診断、治療に関わる患者側の間違い、詐病、
そして医師に対して悪意のある患者もわずかながら存在します。
それを疑ったら医師と患者の人間関係は最初から成立しないでしょ? 
我々医師も患者を人間として信用した上で治療しているつもりです。

医師も患者も善良である、という出発点で書いていると
「きれい事」っぽい、嘘くさい印象を持たれるかもしれませんね。
そのとおり、きれい事です。 でも、
医療という場は、人間関係においては
「きれい事」から始めなければ成り立たないのです。

以上、今の私の“医師側からの”考えです。
患者側、医師側からのご意見、それ以外の医療従事者、
患者ではないいろんな人々の意見もいただきたいです。

誤診しまくるヤブ医者、患者が札束にしか見えない悪徳医師、
詐病患者様、医療訴訟が大好きな患者様のご意見は
特に歓迎いたします(・∀・)v

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